「スメルハラスメント」という言葉をよく耳にするようになりました。
例えばワキガや口臭、強すぎる香水の香りなどなど。
嫌な臭いは、人を不快にさせてしまいます。
自分の体臭が気になる。
周りの臭いで具合が悪くなった。
そんな経験をしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな気になる臭いやケアについて紹介します。
女性は、男性の臭いついてどう感じているのでしょうか。
自分の発している香りは、自分ではよくわからないことが多いもの。
少しでも気になったら、ぜひご覧くださいね。
■気になる男性の臭い①汗臭
汗の臭いは、どうしても不快に感じてしまうことが多いです。
特に夏場は、結構悲惨ですよね。
ただ単に汗をかいただけならまだ我慢できますが、生乾きになると耐えられません。
汗は、かけばかくほどいい汗になるといわれています。
そのため、とびきり汗っかきになると、臭いは気にならなくなります。
問題は、中途半端な汗の臭いです。
べったりとへばりつくような汗のかき方は、高確率で結構臭います。
以前の職場で、汗かきの男性をバカにする上司がいました。
しかし、汗かき男性から嫌な臭いがしたことは、一度もありません。
その一方、上司は脂っぽい、すえたような嫌な臭いがしていました。
べったりとした汗がシャツにつき、それが生乾きになっていたからです。
夏場は、本当に嫌でした。
汗の臭いを防ぐには、まずは生活習慣の改善が必要です。
お肉には悪臭を放つ成分が多いので、野菜をたくさん食べてくださいね。
またよく歩いたり、お風呂に入ったり。
エアコンをつけすぎないなど、あえて汗をかくようにしてください。
出すことで、どんどん汗の質が良くなっていきますよ。
臭いの対策はして欲しい
■気になる男性の臭い②加齢臭
加齢臭は、古くなった本や、枯れ草のような臭いだと言われています。
汗臭とはまた違った臭いですね。
しかし、実際には個人差が大きく、臭いの感じ方もさまざま。
私が今まで感じた加齢臭も、人によって大きく異なります。
古本屋のような、落ち着く香りの男性もいました。
逆に、腐ったチーズのような人もいましたし、参加した脂のような臭いの方も。
本当に、人によって差があります。
つまり、全然良い香りの人もいれば、かなり強烈な臭いの人もいるということです。
そして、出している本人は自覚が無いことが多いんですよね。
加齢臭が気になる場合は、消臭系のアイテムを使いましょう。
皮脂が酸化してしまうことが原因なので、まずはこれを取り除くことが大切。
特に耳の後ろや足の付け根など、洗い忘れやすいところは要注意。
専用の石鹸を使うのもおすすめです。
ちなみに、ミドル脂臭という臭いもあります。
30代半ば~50代半ばと、若い方でも発生しますよ。
強い油のような臭いがして、結構強烈です。
こちらも、しっかり専用の石鹸などを使い、対策しましょう。
特に頭が臭うという方、多いです。
枕の臭いが気になるな……という方は、殺菌系のシャンプーを使ってみてくださいね。
安心の品質。これ一本
■気になる男性の臭い③口臭
口臭は、嗅いでしまうとなかなかキツイですよね。
どんなに素敵な男性でも、口臭があると一気に不潔に見えてしまいます。
ちなみに、マスクをしていても油断はできません。
強烈な口臭の方だと、マスクを突き抜けてしまいます。
特に口臭を感じるのは、タバコを吸っている方。
独特の臭いがします。
タバコの臭いが苦手という方は、喫煙者の口臭で具合が悪くなってしまうという方も。
他にはコーヒー好きの方も結構臭う方が多いですね。
タバコやコーヒー好きの方は、歯が黄色い人も多いです。
そして、意外なのが、虫歯がなくて一見歯が綺麗な方。
こういった方も、キツイ口臭を持っている可能性があります。
虫歯にならないので、歯医者に行かない。
結果として、歯石がたまってしまっているんですよね。
後は、歯と歯の間に汚れがこびりついている場合も。
まずは歯医者に行って、定期的にクリーニングを受けるようにしましょう。
歯石は、見えないところにも存在しています。
歯を磨いているだけでは取れないので、歯医者さんで取ってもらってくださいね。
そして、歯磨きだけではなく、フロスも使いましょう。
少し面倒かもしれませんが、使ってみると全然違います。
面倒な方は、ウォーターピックがおすすめ。
水の勢いを使うので慣れるまでは痛いですが、シャワー中に使用できます。
特に使い始めは溜まっていた臭い汚れが出たりするので、お風呂場で使うのがおすすめですよ。
汚れが飛び散る可能性がありますからね。
歯磨きだけじゃ足りないですよ
■気になる男性の臭い④脇の臭い
脇の臭いは、普段はそこまで気になりません。
しかし、密着するほど近付いた時に、ちょっと臭うなと感じることはあります。
ある程度の臭いは誰にでもあることですが、やっぱり不潔に感じてしまうことも。
また、ワキガの人もいますよね。
今まで性別関係なく数名の方に出会いましたが、個人差があると感じました。
夏場だけ、ちょっと臭う……という方もいれば、一年中強烈な方も。
同じ空間にいることが苦痛でたまらないくらいの臭いでしたね。
その方はとっても良い方だったからこそ、心苦しく思っていました。
私と同じように「臭い」と思うことに対して、罪悪感のある女性は多いと思います。
しかし、あなたはワキガですよね、とはなかなか指摘できません。
結局その方の場合は、上司が話をしてくれました。
本人はご家族は鼻が慣れてしまって、全く気付いていなかったそうです。
その方はワキガ手術を受け、今では臭いが気にならなくなりました。
このように、人は臭いに慣れてしまいます。
そのため、自分の出す悪臭に気付かないこともあるんですよね。
ワキの臭いには、対処法がいろいろあります。
脇毛があると細菌が繁殖しやすくなるので、脱毛する方も多いですね。
本格的なワキガになると手術が必要になりますが、軽度なら自分で対策できることもあります。
清潔に保つこと、後は毛穴の詰まりにも注意してください。
洗っても臭う……という方は、洗う前にホットタオルやお湯をあててみてくださいね。
毛穴を開かせてからしっかり洗うのがおすすめです。
これをしておけば間違いないからとりあえずしてみて
■気になる男性の臭い⑤柔軟剤や香水の臭い
最後に紹介したいのが、強すぎる臭いについてです。
柔軟剤や香水、たしかに良い香りですね。
しかし、それはある程度の量を使っていた場合。
量によっては、本当にキツイ臭いになってしまいます。
近年はホテルライクでオシャレな柔軟剤が増えたり、ディフューザーも人気です。
香りに気を使っているという方も多いですよね。
しかしその一方で、使っていく内に鼻が慣れていってしまうというデメリットもあります。
そうなると物足りなく感じてしまい、次第に量が増えてしまうことも。
中には、驚くような量を使っている方もいます。
そうなると、悪臭と一緒ですね。
また、柔軟剤の使いすぎには他にも問題があります。
化学物質過敏症を引き起こす可能性があるという点です。
近年では、特にこの問題が注目されています。
こういった強すぎる香りは、香害と呼ばれます。
まさにスメルハラスメントですね。
柔軟剤や香水は、生活において必須の物ではありません。
またどうにもならない体臭とは違い、自分でやめたり減らすことができます。
ちょっと量が多いかも?と思った方は、ぜひ周りのためにも量を減らして頂けると幸いです。
これで間違いなし。女性が本当に好む香り
まとめ
今回は、気になる男性の臭いについて紹介させて頂きました。
体臭って、自分ではわからないことが多いので、怖いですよね。
そして、指摘しにくいです。
あなた、口が臭いですよ!とはハッキリ言えません。
だからこそ、自分から進んでケアをするのが大切だと思っています。
一緒にケア、頑張りましょう!